育児支援・ひとり親支援・動物愛護活動支援など、元小児科医の経歴を活かし様々なボランティア活動を行います。お気軽にご相談ください。

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                                             みのるの郷の紹介 3

       ~廊下の両サイドの壁に飾られた書道の作品を見て感じた事~

 まだたった1回しか訪ねる事が出来ていないのですが、施設長の方に長い時間をお付き合い頂き、施設内を案内して頂きました。そのすべての場所にそれぞれ私には感じる思いがあって、是非皆様にその全てをお伝えできたらと思っています。

 前回紹介させて頂いた重症の障害を持っていらっしゃる方のお仕事を拝見させて頂いた後、明るくて長い廊下を別の作業をされている所を拝見させて頂くべく歩き始めました。壁は確かな記憶ではなく間違っているかもしれませんが、薄い水色だったのではないかと思います。その両側にたくさんの書道の作品が飾られていました。私の知り合いの啓太君の様に個性的な字の作品もありましたし、先生のお手本に忠実に書かれたのだろうなと思う作品もありました。左端には、名前が書かれていました。普通の墨色の作品もあれば、薄墨で書かれた作品もありました。それぞれの方が自分の好みで選んで書かれている様です。書いた自分の作品が展示された時、どんな思いでいらっしゃるのかなと思いながら1枚1枚拝見させて頂きました。時には誇らしく、時にはちょっと照れ臭く思っていらっしゃるのでしょうか?その方にとって飾られた事が何より嬉しいと感じて下さったらと思いました。

 保護者の方にとっても、ご自身のお子様の作品が展示された時、どんな思いでいらっしゃったでしょうか?通所を通じて知り合った他の保護者の方のお子様の作品は『どんな字を書かれるのかな?』と興味深く探して下さったりしたら私は嬉しいなと思いました。その作品を通じて保護者の方同士のコミュニケーションの場が広がってくれたらどんなに素敵かなとも思いました。展示する事を通じて自信や生き甲斐が増えるきっかけになってくれたらこの上ない事です。

 壁には、沢山の作品が綺麗に整然と展示されていました。支援員の方が、作品の大きさに合わせてバランス良い展示を心掛けて下さっているのが分かります。作品を書かれたご本人も、保護者の方も作品を見ながら親子でどんな会話をされているのでしょう?支援員の方とも書かれた作品を通じてどんな会話が弾むのでしょう?何か一つの物が出来上がる事で触れ合う機会が増える、そんな魅力的な廊下だと思いました。

何かを作るのに色々な物が必要なイメージで

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