育児支援・ひとり親支援・動物愛護活動支援など、元小児科医の経歴を活かし様々なボランティア活動を行います。お気軽にご相談ください。

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               Jutyとの思い出 2

                    ~Jutyと過ごした最初の晩~

実は、Jutyとは最初の晩から命の危機がありました。掌に乗るくらいの小さな子犬だったし、躾も兼ねて夜は用意しておいたケージの中で休ませるつもりでいました。でも、環境が変わってしまったし、前の晩までお母さん犬と一緒にいたので、ケージに入った後なかなか寝てくれませんでした。お座りしたまま『クークー』泣いているのです。1Mも離れていないベッドに寝て、Jutyのケージの方に体を向けて寝ている私も流石に眠れません。ちょっと情け心が出てしまい、ベッドに連れて来てしまいました。

私も、Jutyを連れに行ったり、戻ってからあれこれJutyの世話をしたりで、疲れ切ってしまったんだと思います。深い眠りについてしまいました。それからどれくらいの時間が経過したのでしょう?また、『クークー』という鳴き声に目が覚めました。なんと!私が曲げた腕の間にJutyの体が押し潰された状態だったのです。手と足を伸ばし、体ほぼ全体が私の前腕と上腕に挟まれていました。私は慌てて腕を伸ばし、飛び起きてJutyの体をさすりました。幸い息は止めておらず、拘束が解けたら丸くなって私の膝で休み始めてくれたので、ホッとしました。

『次は寝返りで押し潰してしまたら・・・』と思うと次の晩はベッドで一緒にはとても出来ませんでした。ケージ内では泣き続けてしまうので、座布団を置いてベッド側に眠らせました。直ぐには寝てくれなかったのですが、体が小さくベッドには自力では上がれなかったので、ベッドを少しの時間ガリガリ爪で引っ掻いた後、諦めて丸くなって座布団の上で寝る様になりました。私もベッドの端でJutyの様子を見ながら眠りにつきました。

それでもあっという間に大きくなってしまうのですよね。2~3ヶ月立った頃には、ベッドに自力で上がれる様になり、私も諦めて一緒に寝る事にしました。それからは、一度も初日の様な危険な事は起こらず経過しました。初日の体験で、Jutyの方が『私の新しいお母さんは寝相が悪いから、私が気をつけなくちゃ!』と思ったんでしょうね。それから眠る場所は、父と母の枕の間になってしまったのですが、無くなる前日まで“一緒に眠る!”を貫いた子でした。

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