育児支援・ひとり親支援・動物愛護活動支援など、元小児科医の経歴を活かし様々なボランティア活動を行います。お気軽にご相談ください。

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               8・9月も継続して保育園・乳児院の支援をさせて頂きました。

 8・9月も乳児院2カ所と保育園1カ所の支援を継続する事が出来ました。地元の乳児院は、同量のMilkを定期便で、もう1カ所は、7月に増量した量と同じ量を送る事が出来ました。新田保育園は、お米希望とのお返事を頂き、8月には、通販サイトで吟味しながら同量を送らせて頂く事ができたのですが、9月はちょっと思い通りに行きませんでした。

 ニュースで、お米の不作と米不足、それに伴うお米の高騰が流れ、政府は米不足はなく供給は問題ないと言ってはいても、実際にスーパーのお米のコーナーが空っぽなら誰も信じません。通販サイトでも、新米の予約販売はあるのですが、9月に送ってあげたいお米が手に入らないのです。

 悩んで、9月末の出荷予定の新米を30Kg予約しました。でも、9月に少しでもと思い近くのスーパーに調べに行ったのです。いつもより少し高めの様ではありましたが、すでに新米の『あきたこまち10Kg』がありました。ならば、もしかしたら通販サイトでも9月分が送れるのではないかと一度家に戻りました。残念ですが、同じお米は通販サイトで見つけられませんでした。悩んだ挙げ句、数日してまた近くのスーパーを訪ね、『あきたこまち10Kg』を贈らせて頂きました。『もうないのでは・・・、もしかしたら高くなっているかなぁ』と思ったのですが、棚には同じ数・同じ値段で出ていました。何とか、9月は10Kgと少な目。10月分として、その埋め合わせを含め30Kg送らせて頂く事が出来ました。

 このお米市場の為に、子ども食堂の主食のお米が確保出来ず、麺類やパンでの提供が多くなっているのだと言われています。今の日本人は、災害直後や感染症の急激な広がりなどがニュースで流れると『我先に・・・』と突っ走ってしまう方を多く見かける様になりました。一方で、人の為・・・とボランティア活動に励む。何だか私には同じ人間がしている事なのかとおかしな事の様に思います。結果、我先にと購入したカップラーメンを消費期限が来るので毎日食べなくてはならなくなったり、以前米不足が叫ばれた時は、諸外国から輸入はしたものの『美味しくない!』と売れ残りが山積みになっていたり・・・。焦るんだけれど良い結果が出せていない事が多すぎませんか?自身の身を守りつつ、人も同じ思いでいることを慮って譲り合うという地味だけれど、一番大切な事忘れているんじゃないでしょうか?この様な騒動が起こる度、私はこの思いが強くなります。

 価格に関しても、消費者の一人としては、出来れば低値安定だと助かりますが、現状から値が上がってしまう事も仕方ない事とも思います。しかし、高騰が単なる噂話から出た消費者の買い物を煽り、特定の人の儲けになるための手段になってしまうのでは意味がありません。心から願うのは、生産を請け負う農家の方が、次の年度の作付けのために必要な資金として役立てて頂ける様な値上がりであってくれたらと思います。

 今回私は、ある物で出来る限りお約束の支援をさせて頂く事だけを考えました。スーパーを訪れる度、あきたこまちの置いてある場所を通ります。いつでも棚には複数個の同じ商品が並んでいます。買い占めに走らなくても大丈夫です。ご自宅に数日間のストックがあるならば、今までのペースと同じ補充の時期に補充をする様にみんなが心がければ、米不足や価格の高騰は起こらない様に私は思います。買い占めて、精米して長期間経ったお米を食べるより、あと数日で精米したばかりのお米が食べられる方がきっと美味しいと思うのです。そこに、譲り合った後『今回は、我が家が頂きます!』で買ったお米は、尚更美味しいのではないでしょうか?我が家の補充はまだ少しあるので、ゆっくり腰を据えて品選びをしようかなと思っています。きっと、その内色々な銘柄も棚に並ぶ事でしょう。その時が楽しみです。

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